子供にとって適切な幼児教育を選択するのは親の重要な任務

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幼児教育に興味を持つ親が多い理由として以下の事が影響しているのではないかと思っています。

  • 有名なスポーツ選手、音楽家などは幼児期から英才教育を施されているケースが多い気がする
  • 社会に出て英語に苦労している反面、幼児期から海外で暮らしていた帰国子女が流暢な英語を話していた
  • 自分は早い時期から学校教育以外の教育を受けていなかったから本来持っていた能力を発揮できていないのではないか

などなど。ようは親が現状に対しての劣等感や入ってくる情報を元に「子供のために」と幼児教育を検討するケースがほとんだと思います。
 
世界中で「早熟の天才児」というのは数多くいて、彼らは頻繁にメディアに取り上げられたりします。しかし大人に成長した後にその能力をさらに伸ばして、活躍し続けているケースというのは割合的には大きくないような印象があります。もちろんそのまま成長し続けて偉大な存在になるケースも多いですが…。
 
幼児教育のメリットはたくさんありますが、デメリットもあります。まだ科学的に確立されていない部分が多い分野でもあるので、未確定な情報や都市伝説のような説もまかり通っていたりします。
 
子供の様子を注意深く観察し、子供の成長に有意義な幼児教育を見つけて施していければ、子供にとってメリットになりえることになります。親子のふれ合い、スキンシップを大切にし、子供の好奇心、観察力を阻害しない適切な幼児教育手段を選択するのは親の重要な任務です。

 

photo credit: Rafael Souza ® Crayons via photopin (license)